大磯の空き家、相続人が複数いて話がまとまらない時にまずやること

相続・空き家のこと
大磯の空き家、相続人が複数いて
話がまとまらない時にまずやること
大磯在住の行政書士 | 2026年公開

「実家をどうするか、兄弟で話したけど結局決まらなかった」

大磯・湘南エリアでは、こうした相談が少なくありません。相続人が2人、3人、それ以上いると、空き家をどうするかの話し合いはどうしても時間がかかります。

この記事では、相続人が複数いる場合に話がまとまらなくなる理由と、こじれる前にやっておきたいことを整理します。

相続人が複数いると話がまとまらない理由

相続人が1人なら、空き家をどうするかは自分一人で決められます。しかし2人以上になると、全員の同意がなければ売却も活用もできません(共有状態のため)。

大磯・湘南エリアは、実家を出て都心や他県で暮らしている兄弟姉妹が多いのも特徴です。それぞれ生活拠点が違うと、温度差が出やすくなります。

  • 思い入れの差…実家に住んでいた人と離れて暮らしていた人で、家への思いの強さが違う
  • 関わってきた度合いの差…介護や管理を担っていた人とそうでない人の間に温度差が出やすい
  • 経済状況の差…今すぐ現金化したい人と、急いでいない人がいる
誰かが悪いわけではなく、立場が違うだけで意見が分かれるのは自然なことです。まずはそれを前提に話を進めることが大切です。

よくある対立の3パターン

パターン よくある状況
売る・残すで対立 一人は「思い出の家だから残したい」、別の一人は「現金化したい」
誰が管理するかで対立 近くに住む一人だけが草刈りや見回りを続けて不満が溜まる
連絡が取れない・音信不通 相続人の一人と長年連絡が取れておらず、話し合いそのものが始められない
⚠ 注意

相続人の中に認知症の方や未成年者がいる場合、通常の話し合いだけでは進められず、成年後見人や特別代理人の選任が必要になることがあります。

放置するとさらに話がこじれる理由

「決まらないから、とりあえずそのままにしておこう」という判断は、実は一番リスクが高い選択です。

  • 相続人がさらに増える…話し合いをしないまま相続人の誰かが亡くなると、その子どもたちにも権利が広がり、関係者が雪だるま式に増えていきます
  • 意見の差が固定化する…時間が経つほど、それぞれの立場や言い分が固まってしまい、後から折り合いをつけにくくなります
  • 空き家自体が傷む…話し合いが長引く間に建物の状態も悪化していきます
✓ 大磯在住の行政書士からのチェックポイント
  • 3年前なら兄弟3人で済んだ話が、今は甥や姪まで含めて10人になる、というケースは実際に起こります
  • 関係者が増えるほど、全員の同意を取るコストも時間も増えていきます

こじれる前にやっておきたい3つのこと

  • 1
    相続人を全員リストアップする戸籍を集めて、誰に相続権があるかをまず確定させます。「知らない相続人がいた」というケースを防げます。
  • 2
    それぞれの希望を一度文字にする電話や対面の口頭だけだと感情的になりやすいので、LINEやメールで「希望」を一度書き出してもらうと冷静に整理できます。
  • 3
    第三者(専門家)を間に入れる身内同士だと感情的になりがちな話も、行政書士などの第三者が間に入ることで、事実の整理だけに集中して話を進めやすくなります。
✓ 大磯在住の行政書士からのチェックポイント
  • 話し合いがまとまったら、必ず遺産分割協議書として文書に残しましょう。口約束だけだと後で揉める原因になります
  • どうしても話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所の調停という手段もあります(その場合は弁護士のご相談をおすすめします)

まとめ

  • 相続人が複数いる場合、話がまとまらないのは立場の違いによる自然なこと
  • 放置すると相続人がさらに増え、話がより複雑になる
  • まず相続人を全員確定させ、希望を文字にすることから始める
  • 身内だけで進めにくい場合は第三者を間に入れるのも一つの手

「兄弟で話したけどまとまらない」という段階でも、まだ手遅れではありません。大磯・湘南エリアの相続のご相談はお気軽にどうぞ。

※紛争性がある場合や法的代理が必要な場合は、弁護士へのご相談をおすすめします。

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