相続・空き家のこと
実家じまい(遺品整理)、
何から始める?大磯在住の行政書士が解説
何から始める?大磯在住の行政書士が解説
大磯在住の行政書士 | 2026年公開
「実家を片付けなきゃとは思っているけど、何から手をつけていいかわからない」
遺品整理は気持ちの整理も必要な作業なので、後回しになりがちです。実は、片付けが進まないことで手続き面にも影響が出てしまうケースがあります。
この記事では、実家じまいの進め方の流れと、片付けと同時に確認しておきたいポイントを整理します。
実家じまいが進まない理由
実家の片付けが後回しになるのは、自然なことです。理由は人それぞれですが、よくあるのはこの3つです。
- 気持ちの整理がつかない…思い出の品を見ると手が止まってしまう
- 量が多くて途方に暮れる…何十年分の荷物を前にして、どこから手をつければいいかわからない
- 兄弟姉妹のスケジュールが合わない…一人で進めるのも気が引けて、結局誰も動けない
焦って一気に片付ける必要はありません。ただし「重要な書類」だけは早めに確認しておくことをおすすめします。片付けと手続きは別物として進めると気持ちが楽になります。
実家じまいの基本的な流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ①重要書類の確認 | 権利証・保険証券・印鑑・預金関係の書類などを先に確保 |
| ②形見分け | 親族で残したい品を分ける(後のトラブル防止に写真を残すと安心) |
| ③不用品の処分 | 自治体の粗大ゴミ回収、または遺品整理業者への依頼 |
| ④家自体の方針決定 | 売却・賃貸・解体など、空き家としての今後を決める |
片付けの前に確認しておきたいこと
片付けを始める前に、次のものだけは先に確保しておくと安心です。
- 不動産の権利証・登記関係の書類
- 銀行口座・証券口座のキャッシュカードや通知書
- 生命保険の証券
- 印鑑(実印・銀行印)
- デジタル遺産関連の手がかり(スマホ、パソコン、IDのメモなど)
⚠ 注意
処分してしまった書類の中に重要な権利関係の書類が紛れていた、というケースは少なくありません。判断に迷う書類は「捨てる前に分けて保管」しておくのが安全です。
✓ 大磯在住の行政書士からのチェックポイント
- 片付けを進める中で「知らない口座」や「知らない借金の書類」が出てくることもあります。その場合は相続放棄を検討する期間(原則3ヶ月)にも関わるため、早めの確認が大切です
遠方に住んでいる場合の進め方
大磯・湘南エリアは別荘や定年後の住まいとして選ばれることも多く、お子さん世代は都心や他県に住んでいるケースが目立ちます。遠方からの実家じまいは、次のような工夫で進めやすくなります。
- 帰省のタイミングをまとめる…1回の帰省で「重要書類の確保」だけ済ませるなど、目的を絞って動く
- 遺品整理業者に現地対応を依頼する…立ち会いが難しい場合、写真や動画で報告してもらえる業者もあります
- 近隣に住む親族と役割を分ける…「現地確認」と「書類整理」を分担すると負担が減ります
まとめ
- 実家じまいが進まないのは自然なこと、焦らなくて大丈夫
- ただし重要書類だけは先に確保しておく
- 片付けの中で知らない口座や借金が見つかることもあるため、早めの確認が安心
- 遠方の場合は目的を絞って帰省する・業者や親族と役割分担するのがおすすめ
「片付けが進まなくて手続きも止まっている」という方も、まずは重要書類の確認だけでも構いません。大磯・湘南エリアの実家じまい・相続のご相談はお気軽にどうぞ。
※遺品整理業者の紹介や仲介は行っておりません。手続き面のご相談を承っております。

